
北方領土返還に関する「戦争発言」で日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員
5月14日(火) 午前中『報道特集』の定例会議。何かものを言うべきタイミングだったのだが、自分のなかにそこまでたたかう気力、勇気が今日はとても残っていないのだった。スポーツの日比麻音子さんが今月いっぱいで番組を「卒業」と突然、会議での発表。
その後、銀行に行ったり、雑務の整理をする。夏の広島の件でHさんとお話をする。七つ森書館で本にサインして郵送をお願いする。番組担当者から連絡。今週の前半ネタは「高齢者ドライバー」だという。えっ、そうなの。僕はてっきり米中貿易戦争を扱うのかと思い込んでいた。世の中にはいろいろな考えを持っている人がいるものなのだ。今週は、プライベートで旭川の義母の納骨の法事があり、金曜日に帰京することになっていたが、切り上げて帰京するかどうか。迷ってしまう。
維新の丸山穂高衆議院議員が、いわゆるビザなし交流訪問団に参加し、その際、北方領土問題に絡んで、元島民にとんでもない暴言を吐いたとのニュース。丸山穂高議員と言えば、僕の認識の中では、ネトウヨ的言説を国会内で堂々とまき散らすトンデモ議員のひとりだ。「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」「戦争しないと、どうしようもなくないですか」などと発言していた。丸山議員は、元島民から「戦争などという言葉を使うな」などと、たしなめられていた。大人が子どもを諭すように。
丸山議員と言えば、2年前の「共謀罪」法案の委員会審議で「委員長、もういいでしょう。早く採決を」などと強行採決を促したいわくつきの議員だ。また、ネトウヨ系のインターネット番組で、ネトウヨめいた発言を繰り返してきた。与党内には似たような議員が他にもいる。それが今の日本の議会政治のまぎれもない現実だ。