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「山本太郎現象」を読み解く

ポピュリズムは「民主主義とファシズムの坩堝」である

木下ちがや 政治学者

「現象」への不安と危惧

 しかしながら、このような「山本太郎現象」に対して、とりわけ国政野党陣営からとまどいの声があがっている。野党間の調整役をつとめている「市民連合」の中心メンバーである政治学者中野晃一は「彼のもっている独特の発信力や話題性は、「両刃の剣」という

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筆者

木下ちがや

木下ちがや(きのした・ちがや) 政治学者

1971年徳島県生まれ。一橋大学社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、工学院大学非常勤講師、明治学院大学国際平和研究所研究員。著書に『「社会を変えよう」といわれたら」(大月書店)、『ポピュリズムと「民意」の政治学』(大月書店)、『国家と治安』(青土社)、訳書にD.グレーバー『デモクラシー・プロジェクト』(航思社)、N.チョムスキー『チョムスキーの「アナキズム論」』(明石書店)ほか。

※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです