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選びたい人がいない 参院選挙の機能不全

国民が潜在的に持つ「選んでいない感」

井戸まさえ ジャーナリスト、元衆議院議員

選挙制度が産む著名人候補

 スポーツ選手やタレント議員が生まれるにはそれなりの事情がある。それは参議院選挙制度の歴史と裏表の関係にある。

拡大自民党から参院選全国区に立候補、トップ当選した元NHKアナウンサーの宮田輝=1974年7月8日
拡大落語家の立川談志は無所属で全国区に立候補し、50位で最下位当選。直後、自民党に入党した=1971年6月10日

 1947年の参議院普通選挙法により全国区が制定されると、当然ながら組織力や知名度の高い者が当選する。政党はこぞって元女優やアナウンサー、スポーツ選手等を擁立し、当選に導いた。しかし、こうした全国区の選挙は ・・・ログインして読む
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筆者

井戸まさえ

井戸まさえ(いど・まさえ) ジャーナリスト、元衆議院議員

1965年宮城県生まれ。ジャーナリスト。東京女子大学大学院博士後期課程在籍。 東洋経済新報社勤務を経て2005年より兵庫県議会議員。2009年、民主党から衆議院議員に初当選(当選1回)。著書に『無戸籍の日本人』『日本の無戸籍者』『 ドキュメント 候補者たちの闘争』、佐藤優との共著『不安な未来を生き抜く最強の子育て』など。