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安倍総理!皇位継承の議論をすぐ始めましょう・上

男系維持を貫徹して皇位継承問題を解決する方法は今や万策つきている

山尾志桜里 衆院議員

拡大「即位後朝見の儀」に臨む天皇、皇后両陛下=2019年5月1日、皇居・宮殿「松の間」、

 参院選が終わった。私が所属する立憲民主党をはじめ、野党陣営は明確な争点と選択肢を示しきれず、安倍晋三政権に切り込んで権力をリバランスする(最適な状況に戻す)という結果には至らなかった。そのことを反省しつつ、しかし選挙が終わったからこそ、すぐさま始めなければならない議論がある。

 それは皇位継承問題だ。なぜ、そう考えるのか。

皇室の弥栄を願うならそのための仕事を

 新年祝賀の儀など定例的な行事から、代替わり前に行われた天皇陛下御即位30年宮中茶会など特別の行事まで、国会議員が皇居に招かれて皇族の方々と触れ合う機会というのは折々にもうけられている。

 多くの場合、その式典の趣旨に沿ったシンプルなご挨拶などがあったのち懇談の時間となり、皇族方はお一人ずつ自然に分かれて列席者のもとにお進みになる。社交的な議員を中心に皇族方を輪になって取り囲むから、会場にはいくつもの輪が広がりさざめきあう。その輪の外側には、会場の壁にはりついて小さなグラスに注がれたシャンパンをすする議員などもいて、私はもっぱらこちらを担当することにしている。

 政治家同士が上品でなごやかな時を共にする稀有な時間が流れる。

 しかし、私は壁際でいつも思う。宮中に参上し皇族方を取り囲んでその弥栄を願う気持ちが本物なら、皇位継承・皇室 存続のために国会議員にしかできない仕事をしませんか、と。

 宮中での礼服姿をSNSにアップすることが、国会議員の仕事ではないはずだ。

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筆者

山尾志桜里

山尾志桜里(やまお・しおり) 衆院議員

宮城県仙台市生まれ。小6、中1の多感な時期に初代「アニー」を演じる。東京大学法学部卒。司法試験に合格し、検察官として、東京地検、千葉地検、名古屋地検岡崎支部に着任。民主党の候補者公募に合格し、愛知7区から国政に挑戦、2009年に衆議院議員総選挙に初当選。14年に2期目当選。16年3月の民進党結党に際して政務調査会長に就任(~9月)。17年9月に民進党を離党し、同10月に無所属で3期目当選。現在、衆議院会派立憲民主党・市民クラブに所属。著書に『立憲的改憲――憲法をリベラルに考える7つの対論』。

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