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森田健作・千葉県知事を直撃したら…

[157]「拝謁記」勉強会、千葉県鋸南町、千葉県庁……

金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

9月24日(火) 「報道特集」の定例会議をパスして、けっこう準備期間を要した某プロジェクトで朝から動き回る。いろいろな方々の協力と尽力で、何とか首尾よく終わったのではないか。

 その後、東京に戻って、ワシントンDC在住のIさんと打ち合わせ。トランプのアメリカはどこへ行くのか。TBSの先輩のひとりKさんが亡くなられたとのこと。最後の「JNNニュースコープ」編集長。

 夜Mさんが訪ねてくる。フランス旅行を楽しんできたとのこと。コスモポリタン。

9月25日(水) 体がなまっていて心身の調子が良くない。プールへ行き泳ぐがいつもの半分。

 午後3時から新宿の紀伊国屋ホールで松元ヒロ『ひとり立ち』。Nさん同道。会場で筑紫房子さん、筑紫ゆうなさん、Sとばったり。松元ヒロさんの定番アンコールがニュース録音不可だったとのことで、急遽パントマイムに切り替わる。それもよかった。

松元ヒロさん2018年5月拡大松元ヒロさん=2018年5月

 その後、明治大学での昭和天皇「拝謁記」勉強会へ。一般に思われている昭和天皇のイメージとは実像はかなり違うという。側近たちが必死に止めないと何を言うかわからない状況だった。憲法が変わっているのに、天皇の意識が全く変わっていなかったのだと。田島道治宮内庁長官は芦田均首相によって、好き勝手を言わせないようにいわば送り込まれたのだと。だから従来の天皇側近とはかなり違う。田島はキリスト教徒で、天皇の側近では初めてのことだ。沖縄の軍事占領をアメリカに望むという「天皇メッセージ」問題にみられるような「二重外交」を防ぐため等々、僕自身も頭の整理ができた。NHKは『拝謁記』の全部を公開しているわけではない。だから今後、一次史料の読み方によっては、いろいろな解釈が生まれてくるかもしれない。

田島道治宮内庁長官拡大田島道治・初代宮内庁長官

 あした、台風禍のその後の検証の取材で千葉県に向かうことにする。「週刊文春」が、台風上陸直前の9月8日夜、森田健作千葉県知事が東京都内で国際会議とレセプションパーティーに出席していたと報じて、知事の初動の危機意識の欠如ぶりを叩く記事を出すらしいとの情報。夜、ゲラが手に入ったので読んでみたが、災害時の知事としての資質を疑問視する内容だった。果たしてどんな反応が出るのだろうか。

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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

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