ビヨン・アンダーソン(Bjorn Andersson ) 国連人口基金(UNFPA)アジア太平洋地域事務所長
2017年9月、国連人口基金(UNFPA)アジア太平洋地域事務所長に就任し現在に至る。2013~2017年はババトゥンデ・オショティメイン事務局長(当時)の首席補佐官、2003~08年はトラヤ・オベイド事務局長(当時)の首席補佐官を務めた。 国際開発協力分野で約30年にわたる経験を有し、国連機関や政府機関において、プログラムマネジメント、政策策定、戦略的組織管理の役職を務めている。 JPO(Junior Professional Officer)として国連人口部に配属され、1994年の「国際人口開発会議」(ICPD)の準備に携わる。会議で採択された「行動計画」は、UNFPAの活動の指針となった。UNFPAジンバブエ事務所のプログラム・オフィサー、ニューヨーク本部のコーディネーション・オフィサーとしても勤務した。1998年に母国スウェーデンに戻り、スウェーデン国際開発協力庁(SIDA)、外務省で勤務。2000年から03年は外務省副部長をつとめた。2008~13年、外務省の開発政策部長として、人口開発・ジェンダー平等・経済成長・環境・ガバナンス・健康と教育など、国際開発協力の様々な分野で上級専門家のチームを率いた。「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)ではスウェーデンの交渉責任者も兼任した。
※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです