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萩生田文科相「身の丈」発言はケガの功名だが……

問題だらけの英語の「民間試験」見送りは朗報だが、検証するべきはほかにあるのでは

田中秀征 元経企庁長官 福山大学客員教授

改革の経緯の徹底検証を

拡大英語の「民間試験」導入見送りを発表した萩生田光一文部科学相=2019年11月1日、東京・霞が関
 私は、今回の萩生田氏の発言は、結果的に「怪我の功名」になったと受け止めている。もちろん、彼の発言の不当性がそれによって消えるものではないが、それによって不適切な制度改革が葬られたのは、皮肉な結果とはいえ、胸をなでおろしている。

 しかし、私が注目するのは、

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筆者

田中秀征

田中秀征(たなか・しゅうせい) 元経企庁長官 福山大学客員教授

1940年生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒。83年衆院選で自民党から当選。93年6月、自民党を離党し新党さきがけを結成、代表代行に。細川護熙政権で首相特別補佐、橋本龍太郎内閣で経企庁長官などを歴任。著書に『平成史への証言 政治はなぜ劣化したのか』(朝日選書)https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=20286、『自民党本流と保守本流――保守二党ふたたび』(講談社)、『保守再生の好機』(ロッキング・オン)ほか多数。

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