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ベルリンの壁崩壊から30年後の世界

冷戦が閉じ込めていたナショナリズムとグローバリズムという猛獣が暴れるなかで……

田中秀征 元経企庁長官 福山大学客員教授

ナショナリズムとグローバリズムの相克

 冷戦時代の世界は、あたかも地球が二つあるかのようであった。自由主義と社会主義が思想的に敵対するのなか、政治や軍事、経済、生活、文化といったあらゆる面で、「東西」両陣営の交流が妨げられていたからである。そこでは、陣営の対決がすべてに優先されていた。

 こうした対決は思わぬ副作用を生んだ。

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筆者

田中秀征

田中秀征(たなか・しゅうせい) 元経企庁長官 福山大学客員教授

1940年生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒。83年衆院選で自民党から当選。93年6月、自民党を離党し新党さきがけを結成、代表代行に。細川護熙政権で首相特別補佐、橋本龍太郎内閣で経企庁長官などを歴任。著書に『平成史への証言 政治はなぜ劣化したのか』(朝日選書)https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=20286、『自民党本流と保守本流――保守二党ふたたび』(講談社)、『保守再生の好機』(ロッキング・オン)ほか多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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