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アフガンの現場から、医師中村哲さんの言葉

命、国、文化……世界と日本を考えた声を再び

「論座」編集部

日本の自殺の多さ、幸せとは何か考えさせる

2002年7月12日
 青森県八戸市での講演で

 30年くらい先を見ながら活動を続けたい。アフガニスタンに比べて日本は豊かだが、その日本で年間3万人の自殺者が出る。人間の幸せとは何か、社会のあるべき姿とはなにか、考えさせられる。

2003年7月30、31日
 アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞の「平和・国際理解部門」を受賞しての会見とインタビューで

中村哲拡大潅漑用水路の起工式で話す中村哲さん=2003年3月、アフガニスタン・ダラエヌール村近くで

 アジアの同胞からの熱い評価として感激しています。現地職員や20年間支えてくれたペシャワール会員らの良心の結晶へ与えられたと理解している。

 国籍や民族、宗教、近代化と伝統社会のあつれきを乗り越えた活動は、多様なアジア世界で、相互の差異を認め合いながら人として協働する、未来のあるべき姿を学ばせてくれた。暴力は解決にならない。私たちの小さな努力が、既成の立場や先入観を超え、共生と融和の新しい時代を切り開く、一つの捨て石となることを祈りたい。

(次回に続きます)

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