メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

全力で投げて打つ。日々進歩する南スーダン野球

野球人、アフリカをゆく(19)南スーダン野球の未来を開く男との出会いが

友成晋也 一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構 代表理事

のびのびとフルスイングでいこう

 えっ? 思わずずっこけそうになった私。だが、待てよ。これまで選手たちに打席では自由に打たせていたが、そういえば、バットを思いきり振れと言ったこともないし、遠くに飛ばせ、と指示したこともない。そこでいったん選手を集めてみんなに伝えた。

 「野球の魅力の一つは、ホームランといって、遠くに打球を飛ばして打ったバッターがホームに帰ってくることなんだ。ランナーがいたら、その分得点も増える。狙っていいぞ!」

 そこから一転して、ガンガンホームランが出始めた、とはならなかった。しかし、

・・・ログインして読む
(残り:約4425文字/本文:約7021文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

友成晋也

友成晋也(ともなり・しんや) 一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構 代表理事

中学、高校、大学と野球一筋。慶應義塾大学卒業後、リクルートコスモス社勤務を経てJICA(独立行政法人国際協力機構)に転職。1996年からのJICAガーナ事務所在勤時代に、仕事の傍らガーナ野球代表チーム監督に就任し、オリンピックを目指す。帰国後、2003年にNPO法人アフリカ野球友の会を立ち上げ、以来17年にわたり野球を通じた国際交流、協力をアフリカ8カ国で展開。2014年には、タンザニアで二度目の代表監督に就任。2018年からJICA南スーダン事務所に勤務の傍ら、青少年野球チームを立ち上げ、指導を行っている。著書に『アフリカと白球』(文芸社)。

友成晋也の記事

もっと見る