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日韓外交のブレーン小此木教授の原点

小此木政夫さんに聞く「朝鮮と日本の過去・未来」(1)

市川速水 朝日新聞編集委員

韓国・米国留学を経てNステの「顔」にも

小此木「今よりはるかに、日本人にはアジア軽視、蔑視の傾向が強かった。慶応の同僚からも『韓国に行くのも留学なのか』と言われた時代です。韓国や台湾には軍事独裁のイメージもあり、行くこと自体、一部知識人からは相手にされなかったのです」

 羽田を発ちソウル・金浦へ。雨に濡れた空港で、「すべてを捨てて白紙に自分の韓国像を描こう。体験したことだけを信じよう」と決意したことを今でも覚えているという。

 韓国で待ち受けていたのは、今でも政治的激動の数年間だったといわれる大変革の連続だった。

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筆者

市川速水

市川速水(いちかわ・はやみ) 朝日新聞編集委員

1960年生まれ。一橋大学法学部卒。東京社会部、香港返還(1997年)時の香港特派員。ソウル支局長時代は北朝鮮の核疑惑をめぐる6者協議を取材。中国総局長(北京)時代には習近平国家主席(当時副主席)と会見。2016年9月から現職。著書に「皇室報道」、対談集「朝日vs.産経 ソウル発」(いずれも朝日新聞社)など。

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