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驚愕! ゴーン氏の大脱走

[170]IR誘致汚職事件、留寿都村、那覇、自宅で年越し……

金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

IR汚職取材、留寿都から那覇へ

12月25日(水) 朝日新聞が朝刊1面トップで「秋元代議士、逮捕へ」と打つ。3カ月近く待たされていた某国のビザがおりるとの朗報。今日は、新千歳空港から沖縄・那覇への直行便10時30分発に乗る。この便に乗るのは初めてのことだ。結構混んでいた。Nディレクターらは結局、留寿都で追加取材をすることになって残留。僕が飛行機に乗っていた4時間の間に秋元議員らは逮捕されたようだ。贈賄側で、紺野昌彦容疑者ら3人も逮捕された。中国企業の関係者と沖縄に縁のある2人だ。

 14時半に那覇空港に着くと気温が23℃もあって、留寿都と30℃くらいの気温差なのだった。一応薄手のジャケットを持ってきたが、からだの中身がついていけないのだ。空港でRディレクターらとドッキング。軽く打ち合わせて、今日中に糸数慶子前参議院議員に話を聞くことに。紺野容疑者は派手に沖縄で動き回っていて、糸数陣営の選挙運動の手伝いにも加わっていたことがあるとか。皮肉なことに糸数氏は一貫してカジノ誘致反対の急先鋒の人物だ。あしたは稲嶺恵一元知事と、沖縄で開かれたIRシンポジウムの関係者らインタビュー。

 毎日新聞のコラム用原稿を送る。伊藤詩織さん判決について書く。その後、抱瓶でHさんらと情報交換。沖縄も地元メディア(特にテレビ)関係者のなかに紺野容疑者との交流があった人が多いようだ。

12月26日(木) 今日もIR汚職取材の続き。稲嶺元知事とは沖縄県とカジノの歴史について。実はそれ以外の話の方が面白かったのだが。2017年8月のIRシンポジウムの司会をして、沖縄IR議員連盟を立ち上げ、その会長におさまった山川典二県議(自民)が取材に応じた。

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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

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