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日韓の大衆文化交流がもつ歴史的意義についての考察(上)

徐正敏 明治学院大学教授(宗教史)、キリスト教研究所所長

*この記事は筆者が日本語と韓国語の2カ国語で執筆しました。韓国語版(한국어판)でもご覧ください。

大衆文化から振り返る日韓関係史

 概念としての政治は、文化よりも狭い。イデオロギーも、文化の根幹にあるといわれる宗教も、大衆の文化的表現につながり、それに拠るところが大きい。

 経済も文化の指向性にしばしば左右される。大衆社会を支配するエネルギーのほとんどは文化的に表出され、それが社会の流れを決定する。

 日韓関係の歴史についても、現代文化、とくに大衆文化の観点から議論してみることができるだろう。

 筆者は、現代日韓文化交流の遮断と接続を連続的に体験した世代に属している。その主観的経験にもとづいて、当時の体験を回想しつつ、このコラムの二回にわたって日韓間の大衆文化交流がもつ歴史的意義について考えてみたい。

拡大旧朝鮮総督府の建物が残っている1970年代のソウルの光化門風景=Designersparty Album,’Seoul Korea Image,1970-’中,筆者のFBより

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筆者

徐正敏

徐正敏(そ・じょんみん) 明治学院大学教授(宗教史)、キリスト教研究所所長

1956年韓国生まれ。韓国延世大学と大学院で修学。日本同志社大学博士学位取得。韓国延世大学と同大学院教授、同神科大学副学長、明治学院大学招聘教授、同客員教授を経て現職。アジア宗教史、日韓キリスト教史、日韓関係史専門。留学時代を含めて10年以上日本で生活しながら東アジアの宗教、文化、社会、政治、特に日韓関係を研究している。主なる和文著書は、『日韓キリスト教関係史研究』(日本キリスト教団出版局、2009)、『韓国キリスト教史概論』(かんよう出版、2012)、『日韓キリスト教関係史論選』(かんよう出版、2013)、『韓国カトリック史概論』(かんよう出版、2015)、『東アジアの平和と和解』(共著、関西学院大学出版会、2017)など、以外日韓語での著書50巻以上。

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