メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

安倍首相が消費税増税後の事を語らない本当の理由

大企業の景況感も消費も回復するだろう。中小企業の深刻な状況から目を背けるな

斎藤貴男 ジャーナリスト

消費税増税後の景況感は軒並み低調

 以上のような分析は、しかし、一部の新聞でもなされている。本稿が指摘しておかなければならないのは、今回の施政方針演説が、昨年(2019年)10月の消費税率引き上げと、その後の経過を何も語らなかったことである。

 問題点が山積し、国論が二分された中で強行された増税だった。ならば、それでどうなったのかを報告するのは政治指導者の義務なのに、安倍首相はやはり“なかったことに”して恥じない。それでも誰も怒らない日本国民とは、つくづく奴隷根性の塊だ。

 だから私が書く。

・・・ログインして読む
(残り:約2476文字/本文:約4015文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

斎藤貴男

斎藤貴男(さいとう・たかお) ジャーナリスト

1958年、東京生まれ。新聞・雑誌記者をへてフリージャーナリスト。著書に『決定版 消費税のカラクリ』(ちくま文庫)、『ちゃんとわかる消費税』(河出文庫)、『戦争経済大国』(河出書房新社)、『日本が壊れていく――幼稚な政治、ウソまみれの国』(ちくま新書)、『「東京電力」研究──排除の系譜』(角川文庫、第3回「いける本大賞」受賞)、『戦争のできる国へ──安倍政権の正体』(朝日新書)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

斎藤貴男の記事

もっと見る