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新型コロナウイルス防疫も政治化する香港

民主派の〈五大訴求〉とつながりかねない政府のジレンマ

富柏村 ブロガー

「条例改定撤回」を除けば、他の四つ「市民の抗議活動を〈暴動〉とみなす見解の撤回」「デモ参加者の逮捕及び起訴の中止」「警察の暴力制圧に対する独立調査委員会設立」「警察調査実施」はどれも実現は難しい。
拡大「〈五大訴求〉は一つも欠かすことはできない」と訴えた元旦デモ=2020年1月1日、香港・銅羅湾

 それでも

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筆者

富柏村

富柏村(ふ・はくそん) ブロガー

茨城県水戸市生まれ。1990年より香港在住。香港中文大学大学院修士課程(文化人類学)中退。フリーランスでライターもしていたがネット普及後は2000年からブログで1日もかかさず「 富柏村香港日剩」なる日記を掲載している。香港での日常生活や政治、文化、飲食など取り上げ、関心をもつエリアは中国、台湾やアジアに広く及んでいる。香港、中国に関する記事の翻訳もあり。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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