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トランプ「アメリカ・ファースト」の起源

プロローグ リンドバーグの影

園田耕司 朝日新聞ワシントン特派員

 首都ワシントンのスミソニアン国立航空宇宙博物館は、大勢の観光客でにぎわう観光名所の一つだ。セキュリティーを通って館内に入ると、高天井につり下げられた銀色に光る機体の飛行機が目に飛び込んでくる。

 「スピリット・オブ・セントルイス号」

 1927年5月、冒険飛行士チャールズ・リンドバーグによってニューヨーク-パリ間を33時間30分で飛んだ飛行機だ。

拡大首都ワシントンのスミソニアン国立航空宇宙博物館内に展示された冒険飛行士チャールズ・リンドバーグの「スピリット・オブ・セントルイス号」=園田耕司撮影

 世界初の単独大西洋無着陸横断という快挙であり、館内の説明文には「リンドバーグ・ブーム」が起き、民間航空産業を大いに振興したと記されている。

 リンドバーグは米国の航空機史上、世界初の有人動力飛行に成功したライト兄弟と並ぶ英雄だ。

 ただ、その栄光の人生には暗い影もつきまとう。

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筆者

園田耕司

園田耕司(そのだ・こうじ) 朝日新聞ワシントン特派員

1976年、宮崎県生まれ。2000年、早稲田大学第一文学部卒、朝日新聞入社。福井、長野総局、西部本社報道センターを経て、2007年、政治部。総理番、平河ク・大島理森国対委員長番、与党ク・輿石東参院会長番、防衛省、外務省を担当。2015年、ハーバード大学日米関係プログラム客員研究員。2016年、政治部国会キャップとして日本の新聞メディアとして初めて「ファクトチェック」を導入。2018年、アメリカ総局。共著に「安倍政権の裏の顔『攻防 集団的自衛権』ドキュメント」(講談社)、「この国を揺るがす男 安倍晋三とは何者か」(筑摩書房)。メールアドレスはsonoda-k1@asahi.com

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