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米大統領選・草の根民主主義の現場をみる

[175]植松聖被告に面会、米アイオワ州・デモインの党員集会、シカゴ……

金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

権力には病をつくる作用がある

1月31日(金) アメリカ大統領選挙の「予習」を若干。アイオワ・コ―カス(党員集会)から始まる4年前の記憶をたぐる。新型コロナウイルス禍、中国での被害が拡大している。パンデミックになるのだろうか。一般的に、病気にどう対処するかには国民性がよくあらわれる。病人の治療をとにかく最優先する国、病人をまずは封じ込める国、病人の出た地域を隔離遮断する国。日本で発生した場合、どうなるのか。考えるだけで怖ろしい。

 ちょうど大矢英代さんが『沖縄「戦争マラリア」――強制疎開死3600人の真相に迫る』を出版するタイミングと重なった。戦争中、沖縄では日本軍が住民を強制移住させて結果的にマラリアに罹患させて多くの住民の命が奪われた。権力には病をつくる作用がある。特に

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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『抗うニュースキャスター』(かもがわ出版)、『漂流キャスター日誌』(七つ森書館)、『筑紫哲也『NEWS23』とその時代』(講談社)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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