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双葉町中継でキツネがやってきた

[180]福島第一原発、『Fukushima 50』、植松聖被告と接見……

金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

3月4日(水) 朝、早起きして久しぶりにプールで泳ごうと思ったら、何とスポーツクラブが昨日から10日までの1週間、新型コロナウイルスの関係で臨時休業だった。あちゃー。

 毎日新聞のコラム原稿。安倍首相の一斉休校に関する記者会見について書く。「クレスコ」の原稿も、これに関して書くことにする。教育統制という観点から。1941年の修業年限短縮の文部省令について調べる。どう考えても、今の政権には何が何でも東京オリンピックを開催するためにコロナウイルス禍を終息させねばならない(感染を小さく見せなければならない)という潜在的意図がみられないか。それは、大きな倒錯ではないのか。

 春のセンバツ高校野球が無観客試合になるとの発表。開催か否かの最終発表はさらにこれから判断するという。津久井やまゆり園の植松聖被告に手紙を書く。久しぶりに辺見庸さんと電話で短くお話をする。

 先週の福島第一原発の構内取材で、高台でのリポートがカットされたことに納得がいかず、3月6日にTUF(テレビユー福島)のチームが構内取材するというので、そこに参加させていただくことになった。本当に申しわけないけれど。

3月5日(木) 14時から多摩市でれいわ新選組の木村英子参議院議員にインタビュー。津久井やまゆり園事件について。木村さんとお会いするのは初めてだったが、とても有意義な対話ができた。とりわけ裁判で犠牲になった障害者の氏名が匿名扱いになったことについて「名前を隠していたいんだな。親御さんも世間から隠していたいんだなと。悲しいなと思います」と話していた。

 木村さんは、19歳の頃、障害者の自立を支援する人物についての毎日新聞の記事をたまたまみつけ、それを切り抜いてずっと肌身離さず持っていた。ある日、施設を単身で脱走して、記事にあった人物のもとに飛び込んで行ったのだと。

木村英子参議院議員拡大木村英子参議院議員

 東京に戻って東京駅18時53分発の特急ひたちで、いわき市に向かう。ひたちは空いていた。夜遅くホテルにチェックイン。今やどこに行っても従業員はマスク姿で、アルコール消毒液がフロントに置かれている。

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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

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