メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

新型コロナウイルスで明らかになった「在日米軍リスク」

米軍基地に到着した米兵は日本の検疫を受けずに町に足を踏み入れることができるのだ

阿部 藹 琉球大学客員研究員

情報は米軍の手に

 今回は、2人とも欧州から戻った後に感染が確認されている。日米合同委員会の合意に基づけば、米軍基地の実施した検疫で感染が確認されたのであれば、検疫感染症として所轄の日本の検疫所長に届けなければならなかったはずだ。

 しかし、3月30日に嘉手納空軍基地を所轄する那覇検疫所に問い合わせたところ、米軍からの報告があったかどうか、またいつ報告があったかについてはいずれも「お答えできない」との返答だった。

・・・ログインして読む
(残り:約2036文字/本文:約3970文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

阿部 藹

阿部 藹(あべ あい) 琉球大学客員研究員

1978年生まれ。京都大学法学部卒業。2002年NHK入局。ディレクターとして大分放送局や国際放送局で番組制作を行う。夫の転勤を機に2013年にNHKを退局し、沖縄に転居。島ぐるみ会議国連部会のメンバーとして、2015年の翁長前知事の国連人権理事会での口頭声明の実現に尽力する。その後仲間と共に沖縄国際人権法研究会を立ち上げ、沖縄の諸問題を国際人権法の観点から分析し情報発信を行っている。2017年渡英。エセックス大学大学院にて国際人権法学修士課程を修了。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

阿部 藹の記事

もっと見る