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迷走するコロナ緊急事態宣言

「命か、経済か」の偽りの選択肢が「宣言」を無効化する

木下ちがや 政治学者

「命か、経済か」という偽りの選択肢

 4月9日夕刻の官房長官会見で、「西村大臣の休業要請2週間延期を承知しているか」との記者の質問に対し、菅官房長官は「そうした事実は承知していない」と語気を強めて繰り返した。

 内閣のアンカーである官房長官すらあずかり知らないところで進められているこの緊急事態宣言の「骨抜き」を主導しているのは、西村大臣の背後にいる経済産業省出身の

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筆者

木下ちがや

木下ちがや(きのした・ちがや) 政治学者

1971年徳島県生まれ。一橋大学社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、工学院大学非常勤講師、明治学院大学国際平和研究所研究員。著書に『「社会を変えよう」といわれたら」(大月書店)、『ポピュリズムと「民意」の政治学』(大月書店)、『国家と治安』(青土社)、訳書にD.グレーバー『デモクラシー・プロジェクト』(航思社)、N.チョムスキー『チョムスキーの「アナキズム論」』(明石書店)ほか。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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