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首相の星野源コラボが炎上して

[185]新宿・歌舞伎町「ロフト」、サンダース撤退、ETV特集……

金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

サンダース氏のラディカリズムは、ポスト・コロナ時代の価値観

4月9日(木) 昼過ぎに広尾を訪れていたら、商店街に結構な人出があった。いわゆる盛り場は閑散としているが、住宅地の地元商店街は買い物などで人が出ざるを得ないのだろう。毎日放送(MBS)の60歳の制作担当役員が新型コロナウイルスに感染して死亡したとの報。感覚的には近い場所にいた人物でショックを受ける。

 バーニー・サンダース米大統領候補がとうとう民主党の指名争いから撤退を表明した。サンダース氏は「もっといいニュースを伝えたかったのだが、周知の通り、300人ほどの代議員がバイデン副大統領を支持しているのが現実だ。勝利への道は実質的に断たれた」「我々は信条的な戦いに勝利し、全土で多くの若者と働く人たちの支持を獲得している。だが民主党の指名獲得に向けた争いは成功しないとの結論に至った。従って本日、私の選挙運動の中止を発表する」と述べた。

ジョー・バイデン前副大統領(左)への支持を表明したバーニー・サンダース上院議員=バイデン氏の動画中継から.拡大ジョー・バイデン前副大統領(左)への支持を表明したバーニー・サンダース上院議員=バイデン氏の動画中継から

 これでバイデンvsトランプの構図が確定した。個人的にはがっかりした。サンダース氏のラディカリズムこそが、ポスト・コロナ時代の価値観を先どりしていたと思われるのだが、いかんせんアメリカの民主党支持の有権者たちがサンダース氏を受け入れるだけの想像力を持ち得ていないのだ。穏健保守のバイデン氏はオバマ大統領よりも政治的には変革が期待できそうにない。

 11月3日のアメリカ大統領選挙投票日、トランプ大統領が延期を画策するのではないか、と思っていたが、そんなに簡単なことではないことがIさんのご教示でわかった。コロナウイルス禍で経済が破綻した場合のトランプの戦略は、外敵を仕立てて(おそらく中国だ)、好戦的な支持者たちの後押しを得ようとするだろう。そして日本のシンゾー氏はそこに隷従していくばかりだ。

4月10日(金) 津久井やまゆり園事件の植松聖元被告(死刑確定)が、横浜拘置支所から東京拘置所に移送されたとのことだ。

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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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