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北朝鮮中枢、動静に迫る困難と「金正恩不在」の深淵

金正恩委員長「重体説」、その背景と影響を専門家が読み解く(下)

箱田哲也 朝日新聞論説委員

妹・金与正氏後継の可能性は

拡大2018年4月27日、南北の軍事境界線がある板門店の韓国側施設で、南北首脳で合意した「板門店宣言」に署名する金正恩朝鮮労働党委員長と手伝う妹の金与正氏=韓国共同写真記者団撮影

 ――日韓の報道では、金正恩氏の健康異変を前提に、次期有力指導者として妹の金与正(キム・ヨジョン)氏が注目されました。「白頭の血統」といわれる金日成(キム・イルソン)氏の血筋をひいた人物であり、表舞台で登場する機会も多いようですが、どう見ていますか。また、万一、今回の報道のように金正恩氏にもしものことがあれば、北朝鮮の指導体制はどのようになる可能性が高いでしょうか。

 金与正氏については、昨年末以来、様々な形で存在感を増していることは間違いないし、今後どういう役割を果たしていくのか、大いに注目しています。

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筆者

箱田哲也

箱田哲也(はこだ・てつや) 朝日新聞論説委員

1988年4月、朝日新聞入社。初任地の鹿児島支局や旧産炭地の筑豊支局(福岡県)などを経て、97年から沖縄・那覇支局で在日米軍問題を取材。朝鮮半島関係では、94年にソウルの延世大学語学堂で韓国語研修。99年からと2008年からの2度にわたり、計10年、ソウルで特派員生活をおくった。13年4月より現職。

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