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「三猿政権」が検察庁法改正へ暴走する

見ざる、聞かざる、言わざる。コロナ危機下の火事場泥棒を食い止める方策はあるのか

市川速水 朝日新聞編集委員

「三猿政権」完成形に近づく

 日光東照宮の象徴である「三猿」を政権の体質になぞらえたのは筆者が最初というわけではない。かつて、浜矩子・同志社大学教授や俳優・タレントの毒蝮三太夫さんが似たような表現で安倍政権や今の風潮を批判している。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言や、検察庁法改正をめぐる今までの国会審議を見聞きするにつけ、この「三猿政権」は、ついに完成形に近づいたとみている。

 安倍晋三首相は2020年5月12日の衆院本会議で、検察庁法改正案に関する質問に対して、こう述べた。

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筆者

市川速水

市川速水(いちかわ・はやみ) 朝日新聞編集委員

1960年生まれ。一橋大学法学部卒。東京社会部、香港返還(1997年)時の香港特派員。ソウル支局長時代は北朝鮮の核疑惑をめぐる6者協議を取材。中国総局長(北京)時代には習近平国家主席(当時副主席)と会見。2016年9月から現職。著書に「皇室報道」、対談集「朝日vs.産経 ソウル発」(いずれも朝日新聞社)など。

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