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ネット中立性とクラウド中立性

サイバー空間で時代を切り裂く「裂け目」

塩原俊彦 高知大学准教授

ヨーロッパ、インド、日本では

 EUでは、2015年11月、「オープン・インターネット規則」が採択され、2016年4月に施行された。ISP(欧州ではインターネット・アクセス・サービス[IAS]と呼ばれている)に対して、通信の公平・無差別な取り扱いを義務づけ、「合理的通信管理措置」を除き、遮断・速度低下などを禁止している。

 インドでは、電気通信規制庁(TRAI)が2016年2月、データ通信サービスについて、コンテンツによる価格差を設定するといった差別を禁止する規則を制定した。

 日本では、

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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