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内省力を鍛え〝ネット・バカ〟の増殖を抑止せよ

心理的時間としての「コロナ時間」に向き合う

塩原俊彦 高知大学准教授

パンデミックがもたらす「コロナ時間」

 英国の心理学者、ルース・オグデンはパンデミック中の時間認知について研究を進めている。人々が自宅待機といった「自己隔離」状態のなかで、1日をより長く感じているのか、あるいはより短く認知しているかなどを調査している(WIRED5月8日付)。800人以上の回答では、「半分はより速く、半分はよりゆっくりとなっている」としているという。

 新型コロナウイルスがもたらした隔離状態のなかで、個々人が感じる心理的時間である「コロナ時間」は既存の物理的時間とは異なる時間感覚を人々に感じさせていることになる。ただし、その感覚の

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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