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新型コロナで変わりゆく世界~「定住旅行家」の目(下)

スペイン、ロシアでお世話になったあの人たちは今……

ERIKO モデル・定住旅行家

在宅でも服を選び、アクセサリーをつけて

拡大オンラインでインタビューを受けてくれたバスク地方サンセバスティアンに暮らすエスピノサ家。

 一般家庭の様子を知るため、スペイン北部バスク地方サンセバスティアンに暮らすエスピノサ一家にインタビューを行った。

 サンセバスティアンは世界有数の美食の街として、フードツーリズムが盛んな地域だ。しかし、観光の目玉であるバルが立ち並ぶ通りは今は閑散としており、長引く混乱で倒産を余儀なくされた店も多い。

 エスピノサ家は4人家族。小学生の娘が2人いる。ロックダウンが始める少し前に新しい住居へ引っ越したばかりで、突然の外出制限が行われた最初の1週間は、環境の変化と家の片付けに加え、学校から指示される子供たちへの課題の対応で、大変だったという。旦那のアンドレスさんはベネズエラ人。バスク語が話せないため、宿題や学校で習う勉強の補助は、バスク人の奥さんが仕事をしながら手伝っている。

 2ヶ月の外出制限期間中に新たに始めたこともある。バルコニーの花を増やすこと、バスタブにお湯をためてお風呂に入ることになったこと、ピザをづくりをすること、だ。

 平日は、家の中でそれぞれ自分のエリアを決めて、オンライン授業を受けたり、仕事をしたりしているそうだ。また、在宅でも外出時と同じように服を選んだり、アクセサリーをつけたりして、気分に変化をつける努力をしているという。

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 オンライン授業にすっかり慣れた娘たちは、

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筆者

ERIKO

ERIKO モデル・定住旅行家

鳥取県出身。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱く。スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、中南米・カリブ25ヶ国を旅した。モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人びとの生活に入り、その暮らしや生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)。著書「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)、「たのしくてう~んとためになるせかいのトイレ」(日本能率協会)