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アメリカの道義的凋落はどこまで続くのか。世界はどう向き合う?

田中均 (株)日本総合研究所 国際戦略研究所 理事長/元外務審議官

 今日の米国は11月の大統領選挙に向けての混乱で選挙が終われば状況は変わる、と片付けてしまえないところにきている。

 トランプ大統領の政治指導者としての言動やコロナの衝撃はアメリカの深刻な分断を赤裸々に示し、人種差別廃止や性的少数者の保護、表現の自由といった民主主義の下で重要と考えられてきた概念が脅かされている。

 米国社会はこれらにどう向き合っているのだろうか。大統領選挙に決定的な影響を与えるのか。

 さらに諸外国は「アメリカ・ファースト」を貫こうとするトランプ大統領にどう向き合っているのか。距離をとろうとする国もあれば、膨大な武器の購入などでトランプ大統領の意に沿おうとする国もある。

 アメリカの道義や権威は損なわれているが、どこまで凋落していくのだろうか。それにどう向き合っていくべきなのだろうか。特に日本がどうしていくかは大変重要となる。

拡大ホワイトハウスで国家非常事態を宣言するトランプ大統領=2020年3月13日、ワシントン

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筆者

田中均

田中均(たなか・ひとし) (株)日本総合研究所 国際戦略研究所 理事長/元外務審議官

1969年京都大学法学部卒業後、外務省入省。オックスフォード大学修士課程修了。北米局審議官(96-98)、在サンフランシスコ日本国総領事(98-2000)、経済局長(00-01)、アジア大洋州局長(01-02)を経て、2002年より政務担当外務審議官を務め、2005年8月退官。同年9月より(公財)日本国際交流センターシニア・フェロー、2010年10月に(株)日本総合研究所 国際戦略研究所理事長に就任。2006年4月より2018年3月まで東大公共政策大学院客員教授。著書に『見えない戦争』(中公新書ラクレ、2019年11月10日刊行)、『日本外交の挑戦』(角川新書、2015年)、『プロフェショナルの交渉力』(講談社、2009年)、『外交の力』(日本経済新聞出版社、2009年)など。

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