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ロシアの憲法改正・国民投票の真実

あからさまな不正でしか権力を維持できないプーチン支配の「終わりの始まり」

塩原俊彦 高知大学准教授

出口調査と結果の矛盾

 もう一つ、選挙違反を裏づけているのは、出口調査結果と実際の投票結果との大きなズレである。社会学者、グルゴリー・ユージンはモスクワ市とサンクトペテルブルク市において、投票所から出てきた人に独立した質問者が投票結果を尋ねる調査を7月1日に実施した。1万1720人に接触し、7885人から回答を得た。「どのように投票したか」という質問に回答したのは、7097人で全体の61%にあたる。

 その結果、モスクワ市では、賛成票が

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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