メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

「小池都政」二期目を左右する意外なプレイヤーとは?

都知事選の結果を分析し、来年の都議選の行方を展望する

与謝野 信 ロスジェネ支援団体「パラダイムシフト」代表

都知事選と都議補選結果の評価

 都知事選の開票結果と同日に行われた都議会議員補欠選挙の結果を見て、政党側の今後の政局を睨む動きもあり、様々な評価・論評がネット上でも飛び交っています。

評価1 野党共闘は失敗だった?

 今回の知事選では、共産・立憲、れいわ、維新がそれぞれの候補を立てて分裂しました。結果は三候補合わせても211万票で、366万票の小池知事には全く及びませんでした。

 しかしこの数値だけ見て国政選挙の動向を探るには無理があります。そもそも自民党は独自の候補者を擁立しておらず、小池知事の勝利が自民党を含む政党に対する評価として何を意味するのかは明確ではありません。同様に都知事選において三候補の得票率を参考にしても、そこから野党各党にとっての国政選挙に対する戦略がなにか見えてくるとはあまり思えません。

 国民民主党の玉木代表は「立憲民主党などが主導する従来の「野党共闘」路線は、次期衆院選では通用しない」との見解を示しました。(参照記事『国民・玉木代表「野党結集すれば何とかなる状況は終わった」』)

 都知事選での共産・立憲、れいわ、維新の三候補の得票率はそれぞれ14%、11%、10%と低い水準でばらけました。この数字を見ると立憲、国民、共産で共闘しても、れいわと維新が出てくると野党が三つ巴になって票が分散するというロジックが見えてきます。

拡大れいわ新選組の山本代表

 しかし実際は衆院選での野党共闘にこのロジックが活かせない理由があります。

・・・ログインして読む
(残り:約4620文字/本文:約6463文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

与謝野 信

与謝野 信(よさの・まこと) ロスジェネ支援団体「パラダイムシフト」代表

1975年東京生まれ。中学2年から父親の海外転勤に伴いフランスとイギリスで5年間過ごす。1999年に英国ケンブリッジ大学経済学部卒業後、外資系証券会社に入社し、東京・香港・パリでの勤務でデリバティブや資産運用に関わる業務に従事。2019年4月、氷河期世代支援の政策形成をめざすロビー団体「パラダイムシフト」を発足した。 TOKYO自民党政経塾生(第11期)2017年千代田区長選出馬(次点)、同年衆院選自民党比例東京ブロックから比例単独で出馬(次点) 財務相、官房長官を歴任した故・与謝野馨は伯父にあたり、歌人の与謝野晶子は曽祖母にあたる。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

与謝野 信の記事

もっと見る