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新型コロナ危機がひらく労働組合と政治の新たな関係

連合主導の野党合同新党結成はなにをもたらすのか

木下ちがや 政治学者

連合のイニシアティブはなにをもたらすのか

 なぜ、連合はかくも積極的に合同新党結成にイニシアティブを発揮したのだろうか。その理由のひとつは、2017年の「希望の党騒動」にある。小池百合子東京都知事率いる希望の党に、民進党が丸ごと合流し総選挙に挑むはずが、民進党内リベラルを排除したことで分裂し、立憲民主党と国民民主党が誕生することになったあの騒動である。

 連合神津会長は、希望の党結成に至るプロセスへの自身の関与について克明に明らかにしている(注1)。その内容を一言でいえば、

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筆者

木下ちがや

木下ちがや(きのした・ちがや) 政治学者

1971年徳島県生まれ。一橋大学社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、工学院大学非常勤講師、明治学院大学国際平和研究所研究員。著書に『「社会を変えよう」といわれたら」(大月書店)、『ポピュリズムと「民意」の政治学』(大月書店)、『国家と治安』(青土社)、訳書にD.グレーバー『デモクラシー・プロジェクト』(航思社)、N.チョムスキー『チョムスキーの「アナキズム論」』(明石書店)ほか。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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