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バイデン政権が誕生するとき自動車産業は?

日本のお粗末さがまたも浮き彫りに

塩原俊彦 高知大学准教授

世界の潮流:内燃機関エンジンの禁止

 米国でバイデン大統領が誕生すれば、少なくともトランプ大統領が再選されるよりも、米国でのクリーンエネルギー利用は前進するだろう。そうなれば、エンジンのような、シリンダー内で燃料を爆発・燃焼させてそのエネルギーによって仕事をする原動機である「内燃機関」の搭載を禁止する方向に進んでいるヨーロッパ諸国の動きへの追随速度が速まるかも

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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