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【3】虐げられた女性たち

日本の女性の厳しい状況を是正しなければ男女共倒れに

塩原俊彦 高知大学准教授

スペイン風邪と女性参政権

 ついでに、米国での女性参政権の確立にはスペイン風邪の流行が関係していたという話を紹介しよう。国政レベルでは米国よりも英国が先行した。2015年につくられた映画「未来を花束にして」(原題は女性参政権論者を意味するSuffragette)を観ればわかるように、1910年代から英国での参政権を求める運動が展開された。1914年の第一次世界大戦に、こうした運動家が国のために看護師などとして積極的にかかわったことから、1918年に女性参政権の扉が開かれる

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

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