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自民党と合流新党 党首選挙では何を問うべきなのか

綱領との関係を見ることが政党政治と民主主義の王道である

田中信一郎 千葉商科大学基盤教育機構准教授

綱領を実現するという視座

 政党の理念と国家方針は、政党が有権者に示す普遍的な公約として、綱領に示されている。理念は基盤となる政治思想を示し、国家方針は政策の基本方針を示す。政党は、有権者に対して綱領を実現すると約束して集っているのだから、綱領とはまさに公約である。目の前の選挙と関係なく、長期にわたって存在する公約だ。

 党首選挙は、共通の理念を有する者同士で、国家方針を実現するための具体的な方法を争う。綱領に示されている国家方針は、目指す社会像と国家運営の基本原則を示しているに過ぎず、当面の政策課題や実現の手段を示すものでない

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筆者

田中信一郎

田中信一郎(たなか・しんいちろう) 千葉商科大学基盤教育機構准教授

博士(政治学)。国会議員政策担当秘書、明治大学政治経済学部専任助手、横浜市地球温暖化対策事業本部政策調査役、内閣府行政刷新会議事務局上席政策調査員、内閣官房国家戦略室上席政策調査員、長野県企画振興部総合政策課・環境部環境エネルギー課企画幹、自然エネルギー財団特任研究員等を経て、現在に至る。著書に『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない』『信州はエネルギーシフトする』、共著に『国民のためのエネルギー原論』『再生可能エネルギー開発・運用にかかわる法規と実務ハンドブック』などがある。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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