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トルコ周辺海域での地政学的展開

天然ガスをめぐる攻防

塩原俊彦 高知大学准教授

キプロスをめぐる対立

 問題を複雑にしているのは、キプロスの周辺海域で有望なガス田が相次いで発見されていることだ。図に示されているように、エジプトやイスラエルの沖で巨大ガス田が発見されている。キプロス自体は、1974年以降、ギリシャ系のキプロス共和国とトルコ系の北キプロス・トルコ共和国に分断されている。この分断が東地中海地域の利害対立の

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

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