メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

安倍政権があっけなく終わることに

[205]映画『赤い闇』、安倍首相の辞任会見、発熱、入院……

金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

歴史は繰りかえす。一度目は悲劇として、二度目は茶番として

8月28日(金) 午前中、広尾。その後、Tでランチをいただきながら情報整理。

 局に行って情報を整理するが、何だか情報の出方がおかしい。今晩の記者会見を前に、閣議のあと安倍首相が差しで麻生副総理兼財務相と30分以上会っている。変だ。それで僕はフェイスブックに13時37分、「何だか、永田町方面の上空の雲の動きが急に変わってきているみたいです。」と書き込んだ。窓から見える雲の動きをスマホで撮ってのっけておいた。

撮影・筆者拡大撮影・筆者

 それで、ボーっとしていたら、何と14時07分、NHKが「安倍首相が辞任の意向」とニュース速報を打った。えええええっ。そうだったのね。この気持ち悪さの正体は。NHKのアナウンサーは結構慌てている様子だった。するとしばらくしてスタジオに例の岩田明子解説委員兼政治部記者が登場して「解説」をのたまい始めた。彼女の「解説」の語りの主語は「安倍総理は……」である。完全なる代弁者なのだ。

 「NHKが第一報。13年前を思い出す。このことの忌まわしい意味を、

・・・ログインして読む
(残り:約3392文字/本文:約5311文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

金平茂紀の記事

もっと見る