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ありゃあ、とんでもない茶番だったぜ

[207]前川喜平元文科事務次官、自民党総裁選、映画『はりぼて』試写会……

金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

ソ連のロッカーたちの青春グラフィティ

9月11日(金) テアトル新宿で朝から邦画『ソワレ』をみる。最近見た邦画の中では、なかなか心に沁みる作品だ。主人公の最後の方の無音の演技がいい。

 今週日曜日の国分寺での講演の準備にとりかかる。マスメディアはなぜ信頼感を失ったのかの容赦なき自己分析を。

9月12日(土) 「報道特集」のオンエア。冒頭のスタジオ挨拶「病気を理由に『大切な政治判断を誤ってはならない』として辞任を表明した安倍首相が、『敵基地攻撃能力』保有を促す談話をきのう発表しました。『専守防衛』をめぐって、これほど論議の多い問題で、やめ際に談話を残した行為、次の政権がどのような判断をするのか、しっかりとみていく必要があります」。

 「週刊現代」の締め切りが次の月曜日だと知る。ありゃりゃ。自民党総裁選の当日ではないか。

 夜23時からETV特集をみる。毒ガスと戦争。これは取材の密度、そして番組の構成など、先日、再放送をみたBS1スペシャル『果てなき殲滅戦~日本本土 上陸作戦に迫る~』よりもちゃんとしているなあ、と思う。そのまま「バリバラ」インフルエンサーSP『ブンブンブン! インフルエンサーは止まらない 第2部』なるぶっ飛んだ番組を見続ける。せやろがいおじさんまで出ているではないか。

9月13日(日) 国分寺市で久しぶりのリアル講演。コロナの時代の日本の政治の動向をめぐって。90分では語り切れないほどのこの国の政治の茶番劇の進行ぶり。その後のパネルディスカッションの方々の意見を聞いていて、

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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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