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スガノミクスとは何か~「菅型民主主義」から考察する

村井英樹 自民党衆院議員

平成の政治改革

 平成の政治改革は、「与党主導」の政策決定を、「総理主導」へと転換することを目指してきた。

 55年体制の自民党一党支配の下では、様々な分野で政・財・官の「鉄のトライアングル」が形成され、強力な既得権益が必要な改革を阻んでいた。

 これに対し、平成の政治改革は、総選挙で国民の信認を得た総理が強いリーダーシップを発揮し、族議員や業界団体の反対を乗り越えて大胆な改革を進めることが出来る仕組みの実現を目指してきた。

 平成の30年間に、小選挙区制の導入、省庁再編による官邸機能の強化、内閣人事局による官僚人事の統制など、累次にわたり制度改革が進められた。

 こうした政治改革の効果をフル活用し、小泉政権と安倍政権において、総理主導への転換が実現した。

 菅総理は、官房長官として、安倍政権における総理主導の完成に貢献した中心人物である。

 そもそも、なぜ、こうした政治改革が必要だったのか。

拡大経済財政諮問会議にのぞむ小泉純一郎首相と竹中平蔵経済財政担当相(手前)=2002年8月29日、首相官邸

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筆者

村井英樹

村井英樹(むらい・ひでき) 自民党衆院議員

1980年、埼玉県さいたま市生まれ。2003年、東京大学を卒業後、財務省入省。FTA交渉・税務行政・農林水産行政等に携わった後、米ハーバード大大学院に留学。帰国後、財務省主税局勤務。2011年退職し、政治家を志す。翌12年の衆院選で初当選し、以来当選3回。この間、自民党副幹事長や内閣府大臣政務官などを歴任。岸田派。

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