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パンケーキとグループ・インタビュー/菅首相と政治部記者の歪んだ関係

内閣記者会の記者たちは、もう一度初心に立ち返り真実を追求する志を取り戻すべきだ

佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長

 首相を囲んでパンケーキを食べる会から、「グループ・インタビュー」という奇々怪々な会合まで、この国の権力者とマスコミ各社政治部記者との関係は、かつて見たことのない不可思議な領域に入っているようだ。

 原宿で首相と大勢の政治記者たちがパンケーキをモグモグやってる光景は、首相の強弁をそのまま飲み下している記者たちの萎れた精神に通じるものがある。

拡大パンケーキを前に笑顔を見せる菅氏。2万5千件以上の「いいね」がついた=秋本真利衆院議員のツイッターから

 緊張感のないこの萎れた風景に至る道を整理してみよう。

 発端は、菅義偉首相による日本学術会議会員の任命拒否だった。

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筆者

佐藤章

佐藤章(さとう・あきら) ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長

ジャーナリスト学校主任研究員を最後に朝日新聞社を退職。朝日新聞社では、東京・大阪経済部、AERA編集部、週刊朝日編集部など。退職後、慶應義塾大学非常勤講師(ジャーナリズム専攻)、五月書房新社取締役・編集委員会委員長。著書に『ドキュメント金融破綻』(岩波書店)、『関西国際空港』(中公新書)、『ドストエフスキーの黙示録』(朝日新聞社)など多数。共著に『新聞と戦争』(朝日新聞社)、『圧倒的! リベラリズム宣言』(五月書房新社)など。

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