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コロナが変える世界経済の今後の方向

花田吉隆 元防衛大学校教授

「脱炭素化」と「成長」は両立しうる

 さて、以上はサンブー氏の論考の序章だ。本題は次の第二点にある。

 サンブー氏は、IMFの上記分析は「公衆衛生」と「経済」が、両立し難い二律背反の命題ではなく、早い段階でしっかりしたロックダウンを実施すれば、公衆衛生上の高い効果が期待できると共に、経済へのダメージも小さくて済むことを意味している、という。

 同じことは、IMFの気候変動の経済的影響を分析した部分にも見られる。

 脱炭素化は、余計な費用がかかり成長にマイナスだと考えるかもしれないが、「脱炭素化」と「成長」は二律背反でない。適切な脱炭素化政策を考えることで、

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筆者

花田吉隆

花田吉隆(はなだ・よしたか) 元防衛大学校教授

在東ティモール特命全権大使、防衛大学校教授等を経て、早稲田大学非常勤講師。著書に「東ティモールの成功と国造りの課題」等。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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