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ゲーム機購入の前に子どもと環境問題を考えては

ゲームのストリーミングサービスは環境への負荷を急増させかねない

塩原俊彦 高知大学准教授

ゲームの環境負荷は大

 実は、ゲームは環境に大きな負荷をかけてきた。ゲーム機は「コンソール」と呼ばれるチップ、回路基板、ファンなどを1カ所に集めた装置であり、すべてプラスチックに包まれている。ゲーム機内では、スズ、タングステン、タンタル、金などのいわゆる紛争鉱物が使用されている。こうした鉱物の採掘は、アフリカのコンゴ民主共和国のような国で人権侵害、土地の劣化、化学汚染、水質汚染、森林伐採を引き起こしてきたと指摘しなければならない。

 こうしたコンソールから希少金属を回収するにはコストがかかるうえ、リサイクルに回すにしても古いゲーム機への需要は極端に減ってしまう。結局、埋められたり、焼却処分されたりすることになり、それが環境に負荷をかけることになる。

 こんなゲーム機がどこでつくられてきたかというと、多くが

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

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