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日本共産党の政権参画に向けた課題を分析する/上

時代状況に合わせて性格を変化させてきた現実適応力

田中信一郎 千葉商科大学基盤教育機構准教授

エクスキューズの強調と超長期を含む時代の射程

 第二の特徴は、党員へのエクスキューズである。どの政党であっても、綱領等の基本文書は、党員向けに書かれている。よって、基本文書による党員へのエクスキューズそのものは、共産党の特徴ではないが、それが他党よりも強い調子で書かれている。

 とりわけ、党の正しさと党員の鼓舞に関しては、他の政党の基本文書よりも強調されて

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筆者

田中信一郎

田中信一郎(たなか・しんいちろう) 千葉商科大学基盤教育機構准教授

博士(政治学)。国会議員政策担当秘書、明治大学政治経済学部専任助手、横浜市地球温暖化対策事業本部政策調査役、内閣府行政刷新会議事務局上席政策調査員、内閣官房国家戦略室上席政策調査員、長野県企画振興部総合政策課・環境部環境エネルギー課企画幹、自然エネルギー財団特任研究員等を経て、現在に至る。著書に『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない』『信州はエネルギーシフトする』、共著に『国民のためのエネルギー原論』『再生可能エネルギー開発・運用にかかわる法規と実務ハンドブック』などがある。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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