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SNSの規制は誰がすべきか~トランプ氏が煽った襲撃事件の衝撃

人類が未経験の情報操作の危機――規制は民意に選ばれた議会の元で

花田吉隆 元防衛大学校教授

ネットがもたらした「情報の大衆化」――万人が発信者に

拡大metamorworks/Shutterstock.com

 SNSは社会を大きく変えた。

 それまで、情報は一握りの特権階級のものだった。ヨーロッパ中世では僧院の奥深きところにのみ存在した「知」は、やがてそこから解き放たれはしたものの、長く、特定の一部のみ接触できるものでしかなかった。やがて印刷技術が生まれ、聖書が広く大衆の手に行き渡ったことは画期的だった。そして、それが更にマーケットを通し、広く大衆が手にできる時代がやってきたとき、「知」は広く大衆の所有する物となっていく。

 それでも、SNS出現の前までは、知、即ち情報は、なお一部が特権的に所有するものでしかなかった。

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筆者

花田吉隆

花田吉隆(はなだ・よしたか) 元防衛大学校教授

在東ティモール特命全権大使、防衛大学校教授等を経て、早稲田大学非常勤講師。著書に「東ティモールの成功と国造りの課題」等。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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