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ミャンマーの軍事クーデターにどう向き合うべきか

日本で私たちができることはたくさんある

徳丸夏歌 立命館大学准教授、「ミャンマー(ビルマ)の人びとの民主化運動を支持する有識者・ジャーナリスト声明」事務局

日本でできることはあるか、そしてそれをすべきなのか

 それにしても、ミャンマーの人びとは勇敢に、忍耐強く、デモや市民的不服従運動(CDM)を続けています。軍はNLDが圧勝した11月の総選挙に「不正があった」として、クーデターを正当化しようとしていますが、連日続く抵抗運動を見れば、軍の主張に無理があることは誰の目にも明らかです。抵抗運動では、食糧補給チームや医療チーム、警察の不当逮捕を防ぐための夜の見回り当番などが組織され、皆で助け合いながら、冷静に、忍耐強く運動を続けているとのことです。

 日本から、何かできることはないだろうか。連日の報道やFacebookの投稿を見て、そう思いました。インターネットを検索してみましたが、署名や支援活動をしている団体は見つかりません。大学時代の先輩で、ミャンマー民主化支援の経験のある天理大学の箱田徹准教授に連絡してみると、彼も同様の気持ちだとのことでした。そこで急遽、「ミャンマー(ビルマ)の人びとの民主化運動を支持する有識者・ジャーナリスト声明」を、日本語、英語、ビルマ語で作成し、知り合いに声をかけて、賛同者を募ることにしました(現在も募集中)。

 声明を出すにあたっては、

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筆者

徳丸夏歌

徳丸夏歌(とくまる・なつか) 立命館大学准教授、「ミャンマー(ビルマ)の人びとの民主化運動を支持する有識者・ジャーナリスト声明」事務局

京都大学大学院 経済学研究科経済システム分析専攻博士後期課程修了。京都大学大学院専任講師などを経て現職。専門は社会経済学、実験経済学、経済哲学、制度論。2021年2月14日に発表された「ミャンマー(ビルマ)の人びとの民主化運動を支持する有識者・ジャーナリスト声明」の事務局を務める。

※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです