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市民と行政のための「孔子廟」違憲判決の読み方

文化芸術支援、萎縮せず学びの機会に

志田陽子 武蔵野美術大学 造形学部教授(憲法、芸術関連法)

 また、学習講座や市民美術展への出展を楽しみにしている市民にしてみれば、そうした文化活動がある日突然に「憲法違反と判断されたため中止」となれば、福利を受けられないという不利益だけでなく、心の拠りどころを取り払われたような虚しさを感じることになるのではないだろうか。

 しかし政教分離は、公が守らなくてはならない憲法ルールである。公が一般市民に対して負っている責任を考えれば、ルール違反を宣告される前に、こうしたルールを理解共有しておく必要がある。

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筆者

志田陽子

志田陽子(しだ・ようこ) 武蔵野美術大学 造形学部教授(憲法、芸術関連法)

武蔵野美術大学 造形学部教授(憲法、芸術関連法)。早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(法学・論文博士・早稲田大学)。「表現の自由」、文化的衝突をめぐる憲法問題を研究課題としている。また、音楽ライブ&トーク「歌でつなぐ憲法の話」など、映画、音楽、美術から憲法を考えるステージ活動を行っている。 主著『「表現の自由」の明日へ』(大月書店2018年)、『合格水準 教職のための憲法』(法律文化社2017年)、『表現者のための憲法入門』(武蔵野美術大学出版局2015年)、『あたらしい表現活動と法』(武蔵野美術大学出版局2018年)、『映画で学ぶ憲法』(編著)(法律文化社2014年)、『文化戦争と憲法理論』(法律文化社2006年、博士論文)。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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