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日本の国益を損ねる海外からの目に無頓着という宿痾~「森発言」の誘因

「外向き」と「内向き」を繰り返す日本。「ゆでガエル」の現状からどう脱却するか

岸本周平 国民民主党衆院議員

「ジェンダーギャップ指数」121位の本当の危機

 私が危惧するのは、今の日本の、海外の目に関心が薄く、内向きに過ぎる日本の姿勢が、日中戦争の時の日本に似て見えることです。

 冒頭で触れた森氏の女性蔑視発言の背後にあるのは、日本における女性のあまりに弱い立場です。世界経済フォーラム(WEF)が2019年12月に発表した男女格差を分析した「ジェンダーギャップ指数2020」で、日本が153カ国中121位だったことが、それを鮮明に示しています。

 ただ、私は「121位」という数字もさることながら、こうした事実を日本人の多くがさほど気にしていなかった点に、事態の深刻さを感じていました。

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筆者

岸本周平

岸本周平(きしもと・しゅうへい) 国民民主党衆院議員

1956年7月12日和歌山市生まれ。広瀬小学校、城東中学校、桐蔭高等学校、東京大学法学部卒業。1980年大蔵省入省、プリンストン大学客員講師、経済産業省課長、財務省課長、トヨタ自動車(株)渉外部部長、経済産業大臣政務官、内閣府大臣政務官などを歴任。2009年より和歌山1区で小選挙区4期連続当選

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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