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武田良太総務大臣にこそこそ逃げられた

[234]『街の灯』生オーケストラ、武田総務大臣会見、オンエア中に東北で地震……

金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

姿を現さない武田大臣、限りなく情けない気持ちに……

3月19日(金) 朝早く、国会前でKディレクター&カメラクルーと合流。武田総務大臣の院内での記者会見をカバーするためである。午前9時からの参議院予算委員会への出席が予定されているので、その前に短時間しか猶予がない緊迫した状況下での会見となることは百も承知だ。おおむね午前8時40分から15分あるかないか、か。場所は参議院議場前、議員食堂側廊下だ。

 KディレクターやOカメラマンと十分に打ち合わせをして、待つ。大臣のすぐそばの最前列の場所に陣取って立ち続けていた。僕が質問できてもせいぜい1問だろう。これまでの武田総務大臣の国会内外での発言は明らかに破綻している点があった。国民の疑惑を抱くような会食はしていないと答弁するや、週刊文春にNTT社長との会食をすっぱ抜かれた。「ここに至るまでの総務大臣としての言動は適切だったとお考えですか?」。たったこれだけの質問をぶつけるために待った。やたらと大臣におつきの総務省職員の数が多い。不穏な空気を感じた。

 ほぼ8時40分から会見が始まった。手を上げ

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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

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