[236]「渋さ知らズ」4連発、映画『狼をさがして』、ピアニスト海野雅威さん……
2021年04月26日
3月31日(水) 近畿財務局関連の追加取材。証拠押収品とその後の返還手続き。G弁護士。個人のホームページというものをつくるのがこんなに大変だとは思ってもみなかった。いろいろ相談。Jより電話、K氏のことで。
先週の福島県内での聖火リレー開始日に、聖火ランナーの前を、公式スポンサー企業の「街宣車」がコンボイのように列をなして、ずちゃ、ずちゃ、ずちゃと大音量をまき散らしながら、マスクなしの宣伝員たちが路上を練り歩いていたというコラム記事を東京新聞で斎藤美奈子さんが書いていた。何が復興五輪だ。恥辱というより汚辱だ。
音楽が必要だ。明日の新宿ピットインの「渋さ知らズ」4連発(15時30分から別編成で4回のステージ)のチケットを問い合わせたが、①と②に残りあり。③④は完売とか。とりあえず①②を予約する。
朝、NHKの世界のニュースをみていたら、BBCの北京特派員が中国当局からの圧力を受けて拠点を台湾に移して出国、台湾に着いたところでその経緯をトップニュースでリポートしていた。覚悟が違うな、BBCは。
朝、早稲田の中国人留学生の相談を受ける。コロナ禍で、このまま単位取得のためだけにZoomで学業を続けていくのがいいのかどうか。とても優秀な学生だが、日本に来ることができず、キャンパス生活も全く知らない。これからもZoomを使った授業で単位をとるだけでいいのだろうかと。本当に悩んでいる。同様の立場にいる留学生たちがたくさんいるという。1時間ほど話を聞いて考える。
音楽が必要だ。新宿へ。紀伊国屋書店地下のカレー屋さん「モンスナック」は長年通い続けている場所だ。久しぶりに入る。ここの中国人女店員のつっけんどんなところが気に入っている。チキンカレー生卵入りが僕の定番だ。うまい。
そのまま15時半からのピットインの渋さ①。若手中心のメンバー。これがなかなかよかった。思った以上。そのまま休憩をはさんで渋さ②。これもよかったぞ。渋さ追っかけの常連Dさんはもちろん来ている。後ろ髪をひかれる思いで、渋さ③の前に帰ろうと思って、何となく受付でピットインのマスターに聞いたら、③と④でキャンセルが1枚ずつ今出たとのこと。嬉しい!
というわけで計5時間あまり、渋さ漬けになった。渋さ③がとりわけ最高だったなあ。郷愁と勇気。渋さ知らズの編成をみていて、ここは本当にジェンダー・フリーの空間だな、と。女性のミュージシャン、ダンサーたちがものすごくパワフルで、かつリリカルで、みていて何だか嬉しくなってしまうのはなぜか。特に③に出ていたピアニスト中島さち子、かっけえ。
4月2日(金) 結局、早稲田の留学生は休学届を出すことになったという。けれどもゼミの聴講は参加したいと。素晴らしい!
情報提供あり。ファイザー社のワクチン輸送。練馬区も冷凍方式に切り換えます、との連絡が厚労省からあったようだ。
14時から日本記者クラブで、春名幹男さんの記者会見。ロッキード事件の深層を追った大著『ロッキード疑獄──角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス』出版にちなんでの著者会見。これは出かけないわけにはいかない。というのも、春名さんの問題設定は、僕自身も長年共有しているものだからだ。
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください