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「野党共闘」の新しいフェーズ

立憲にとっては「共産抜き」も「国民民主抜き」もありえない

平河エリ ライター

安保法制が共闘のターニングポイントに

 まずターニングポイントとなったのは、2015年の安全保障関連法案を巡る国会内での共闘である。民主党は共産党との「一致点」を、安保法への反対、改憲阻止という点で見出したが、これは党内右派の反発を招いた。

 前原氏や、細野氏などは、共産党抜きでの野党再編を目指すため、維新の党との合併を強硬に主張。維新との合併は、党内右派のプレゼンスを高め、共産党との距離を置く路線への転換を目指すものと観られた。

 しかし、その維新もまた、国会内外の対応を巡って分裂。結果、大阪系を排除した形ではあるが民主党と維新の党、その他会派も含めた合流により「民進党」が誕生した。しかし、党内右派の思惑とは別に岡田克也代表・枝野幸男幹事長の執行部は続投となり、共産党との選挙協力をすすめる流れは変わらなかった。

 これが一定の成果となったのが2016年の参院選で

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筆者

平河エリ

平河エリ(ひらかわ・えり) ライター

早稲田大学卒。ブログ「読む国会」を主宰。議会政治・選挙・公共政策などを専門分野として、WEZZY、現代ビジネス、ハーバー・ビジネス・オンラインなど各種媒体に執筆。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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