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ワクチンパスポートの活用にはルールが必要

「早期活用を求める」経団連の提言は第一歩

塩原俊彦 高知大学准教授

「早期活用を求める」経団連の提案

 筆者は、拙稿「再論「ワクチンパスポート」」のなかで、「もっと想像力を働かせて、いまからでもいいからしっかり議論しないと結局、なし崩し的な『差別』がまかり通ってしまうことにならないか。大いに心配される」と書いておいた。

 そうした筆者にとって、6月24日に経団連の新型コロナウイルス会議が公表した「ワクチン接種記録(ワクチンパスポート)の早期活用を求める」という提案は一歩前進に

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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