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菅首相とバイデン大統領の差はここだ

「哲学、理念」をもたずに独我論に陥った人物への不安

塩原俊彦 高知大学准教授

バイデンの「腐敗」疑惑と身の処し方

 バイデンにも次男ハンターをめぐって「腐敗」疑惑がある。すでに、このサイトにおいて、2019年9月30日付の「トランプ弾劾審議の源流はバイデン父子の腐敗問題」、同年10月15日付の「バイデンはウクライナ新興財閥の「屋根」か」、2020年10月1日付の「バイデン擁護の偏向報道に喝」において、バイデン父子がウクライナなどで少なくとも道徳上の逸脱行為に関係していたことについて論じたことがある。

 次男の場合には、親の権力を背景に接近してくる者から多額の報酬や利益を受け取っていた。それは、菅の長男が東北新社において出世し、総務省との接待にかかわることで何らかの利益を受けていたことに似ている。二人の子どもはともに、父親が「偉い」ために、その権力のおこぼれにあずかろうとする者から利益を得やすい環境にあった

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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